練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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被告側準備書面(2)が届きました。

今回、被告側から出された準備書面(2)は、A4で5ページというあっさりしたものでした。書証類はありませんでした。
内容は、原告が前回提出した準備書面(1)に対する反論です。主なものを拾い上げると・・・

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原告準備書面(2)を提出しました。

原告両名は本日、係属の裁判所および被告代理人に対して、12月6日に予定される第3回口頭弁論のための準備書面(2)と証拠説明書(2)、書証類を提出してきました。

全文は、PDFのファイル形式で、以下URLにて公開しています。

http://briefcase.yahoo.co.jp/nerimanohoiku

の中の「住民訴訟」フォルダ

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ビックリさせんなよォ~

11月22日、東京地裁から特別送達という郵便形態で、何やら書類が届きました。開封すると・・・「訴訟告知書」! 原告の氏名やら練馬区長やら被告代理人やらピジョン株式会社やら、ズラリと名前が並んでいます。

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「ヤベェ~、俺、ピジョンから訴えられちゃったかな~」

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被告代理人から証拠書類が届きました

11月11日、被告代理人から、証拠説明書と被告の主張を立証しようとする証拠書類が郵送されてきました。証拠書類は36部で、すべてA4版。厚さを計ると約4センチ、重さは1.5キロ程度のものでした。

061111hikokushoshou_2


これらの多くは現在でも練馬区のホームページから入手できるし、原告が情報公開条例を活用してすでに入手しているものも含まれています。原告がすでに提出している書証類と重複するものもあります。

でも、第1次選定(「該当事業者なし」との結論を出した保護者推薦の有識者3名を含む選定委員会)と、昨年6月25日の保護者との合意事項(第1次選定で事業者が選定できなかった場合の対応)に関する資料はいっさい出してこないところが、けっこう笑えますよね。以下は被告書証の一覧です。

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第2回口頭弁論のご報告

11月1日10時30分より、東京地裁712号法廷で、第2回弁論が開かれました。傍聴に来ていただいたみなさま、ありがとうございました。以下にご報告します。

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光八委託の経過

練馬区立光が丘第八保育園(光八)の運営業務が、民間事業者(ピジョン株式会社)に委託されるまでの経緯を簡単にまとめると、次のようになります。

●平成17年2月10日
当初計画(同年4月からの委託)を変更し、9月から委託という方針を志村区長が発表。
●4月11日~22日
プロポーザル公募。応募は株式会社5社のみ。
●6月26日
選定委員会(第一次選定)が「該当事業者なし」と結論。
●7月11日
練馬区が議会に、その結論を「選定に至らず」と言い換えて報告。
●7月19日
練馬区が「選定会議」を設置し、不適格とされた応募事業者の中から選定(第二次選定)する方針を発表。
●8月12日
第二次選定でピジョン株式会社が選定される。
●9月1日
準備委託開始。
●12月1日
本格委託開始。

もう少し詳しい足跡は、次の通りになります。

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当初計画の性急さ

練馬区がが委託化対象3園の保護者に対し、事業計画を通知したのは、平成16年8月17日付の「おしらせ」と題する一通の文書(下記)によってでした。とくに光が丘第八保育園(光八)は、他の2園と異なり、委託予定時期が「平成17年4月」と記載されてありました。保護者への通知からわずか7ヶ月あまりでの委託化というスケジュールです。

その間に、事業者を公募し、選定し、引き継がなければなりません。公募するにも選定するにも、それなりの条件を整えなければなりませんし、保育園を引き継ぐなんて、そんなにたやすいことではありません。

それをわずか7ヶ月でやってしまおうというのが、当初の計画でした。

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平成16年8月17日
保護者のみなさまへ

おしらせ

 練馬区では、新行政改革プランにもとづき、「区立施設委託化・民営化実施計画(案)」を策定し、平成16年8月1日号の「ねりま区報」でお知らせしたところです。そのなかで、区立保育園については、平成18年度までに3園の運営を委託する予定で、準備を進めています。
 多様化する就労形態や生活スタイルの中、区立保育園に求めるサービスも延長保育の時間延長や休日保育の実施など多岐にわたるようになってきています。
 限られた財源の中、このような保護者のみなさまのご要望に的確にお応えするため、区では民間の力を活用して、より効率的な区立保育園の運営を行い、保育サービスの充実を積極的に進めてまいります。
 確保しなければならないサービス水準を維持することはもちろんのこと、通常の保育における保育料についても、他の区立保育園と変わりません。

<運営委託を予定している保育園>
○平成17年4月 光が丘第八保育園
○平成18年4月 向山保育園
○平成18年4月 石神井町つつじ保育園

※ 当該3保育園につきましては、保護者のみなさまに説明会を開催いたします。また、その他の保育園の保護者のみなさまにも別途、説明会を開催いたします。
 説明会日時につきましては、後日お知らせいたします。

児童青少年部保育課管理係
(電話番号)
----------------------------------------

以下に詳述します。

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年度途中の「9月委託」方針発表

平成17年2月10日、志村区長は練馬区議会第1回定例会の所信表明演説で、光が丘第八保育園(光八)の委託時期を、当初の4月から9月に延期することを発表しました。

光八保護者は、事前に知らされていませんでした。

後になって調べてみると、年度途中の委託という事例は全国でも例がないこと、多くの事業者が「年度途中は困難」との認識であること、練馬区は子どもたちへ与える影響などについて、全く調査していないことがわかってきました。

以下に詳述します。

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乱暴な公募

「9月委託」という志村区長の無謀な方針を実現するため、練馬区は事業者の公募においても乱暴な手法を採りました。

・平成17年4月11日~22日という12日間(土日を除くと実質10日間)
・広報は、「ねりま区報」とホームページに載せただけ

年度途中の委託という困難な事業にもかかわらず、その実現には相当の実力と経験を有する事業者から応募してもらわなければならないにもかかわらず、そんな優良な事業者に応募を検討する暇を与えないようなやり方でした。

以下に詳述します。

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保護者との合意違反

第一次選定が結論を出す直前、練馬区と光八保護者代表は、第14回対策協議会の席上、以下抜粋の合意文書を取り交わしました。

1の(2)に、選定できなかった場合は「スケジュールを含め協議する」と明記してあります。そしてこの「合意事項」が想定する事態が、まさに発生しました。

ところが練馬区は、保護者との協議を経ないまま、第二次選定を強行する方針を固め、そのためのスケジュールも一方的に決定してしまいました。

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第14回光が丘第八保育園民間委託化対策協議会
平成17年6月25日(土)光が丘地区区民館

合意事項

H17/6/25

1.光が丘第八保育園運営業務委託事業者選定委員会( 以下「選定委員会」という)が適切な事業者を選定できなかった場合、区は以下の措置をとる。
(1)適切な事業者を選定できなかった理由、経緯等を選定委員会として明らかにし、区はそれを公表する。
(2)光が丘第八保育園民間委託化対策協議会( 以下「対策協議会」という)において、上記(1) について報告するとともに対応策を提案し、スケジュールを含め協議する。
(3)受託事業者が決定し委託が開始されるまでの間は、区直営による運営を行なう。

※以下略
---------------------------------------------------

以下に詳述します。

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第一次選定の経過

平成17年5月17日~6月26日の間に、選定委員会が応募事業者の審査を行い、「該当事業者なし」という結論を出しました(第一次選定)。

「9月委託という困難な事業を円滑に成し遂げられる事業者は、応募した中にはいなかった」という判断です。

この決定は、練馬区としての最終判断であったはずでした。

ところが練馬区はこれを不服とし、「該当事業者がいなかったのではない。選定委員会で意見が割れて、選定ができなかったんだ」と主張し始めました。

練馬区は「選定できなかったんだから、区の責任で選ぶ」と、「該当なし」とされた応募事業者を対象に、改めて選定作業をする(第二次選定)ことを表明しました。

以下に詳述します。

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第二次選定の瑕疵

平成17年7月19日、練馬区は光が丘第八保育園(光八)保護者を対象に、今後の対応についての説明会を無理矢理開きました。それによると、

・練馬区が庁内に「選定会議」を設置し、応募事業者の中から再度選定すること
・「9月からの全面委託」を「9月から準備委託開始」とし、全面委託は12月からとすること

などが説明されました。

健康福祉事業本部長を会長に、練馬区の部長クラス3名が、第一次選定でつけられた落第点を、合格点につけ直すという方法で選定するというものでした。

しかも審査対象には、第一次選定で練馬区の児童青少年部長自身が不適格と評価している事業者が含まれていました。第一次選定で「残る1社をめぐって意見が分かれ」た事実から考えれば、この1社に合格のお墨付きを与える選定であったことは、誰が見ても明らかです。

以下に詳述します。

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現場の混乱と安易な契約更新

平成17年度契約期間中(12月1日~翌年3月31日)、4ヶ月という短期間に、計8名のピジョン職員(常勤保育士)が次々と退職していきました。これは全保育士の3分の1に相当する人数です。

志村区長はこの事態を受け、3月17日にピジョン株式会社に対し改善勧告を出しました。翌週24日にはピジョンから改善策が提示されたのですが、それは練馬区自身が「原因の分析が現象面に留まっている。対応策も弱い」と評さざるを得ないものでした。

改善の兆しが見えないにもかかわらず、志村区長は4月1日、同社と平成18年度契約(4月1日~翌年3月31日)を締結しました。

つまり志村区長は、第一次選定を覆して無理矢理ピジョンを選んでおいて、そのピジョンに自ら改善勧告を発したのです。そして自分が改善勧告を出した相手方と、次年度の契約を結んだのでした。

以下に詳述します。

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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