練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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当選したものは仕方がない

22日の練馬区長選で、現職が再選しました。

争点のひとつとして報道が取り上げていたのは、東京外郭環状道路(外環道)の青梅街道インターチェンジ(仮称)建設の是非でしたが、本当は区立保育園の民間委託だって重要な争点でなければならなかったはずです。

でも実際の選挙戦を見ていると、これらが本当に争点になったのかどうかも疑わしく思いました。こういう個別の論点というのは選挙の争点にはなりづらいし、有権者に広く浸透するのが難しいのでしょう。

次点候補は、過去40年間、区OBの区長が当選している事実を指摘し、「区長を変えよう!」と訴えていましたが、なぜ区長を代える必要があるのかを説得力をもって訴えるには至らなかった感があります。
また共産推薦候補は、なぜか次点候補の攻撃に一生懸命でした。

現職が「行政改革」と称してゴリ押ししてきたことの不条理と、真の行政改革のプランがセットで提示されていれば、結果は違っていたかもしれません。
現職が91億円の経費を節減したと強調していましたが、その中には、子どもたちから無理矢理むしり取ったなけなしの予算が含まれています。
現職は、節減した予算で新たな事業を始めることができたと訴えていましたが、その多くは第三子出産祝い金などのバラマキ政策だったり、ふるさと文化館(仮称)や外環青梅インターのような箱物や土建行政だったりする訳です。
対立候補が、このような誤った行革の正体を暴露し、「これが真の行革なんだ!」と強く訴えるところまでは至らなかったのが残念です。

対立候補が明確な争点を打ち出せないでいるうちに、漁夫の利を得た現職がちゃっかり当選したというのが、今回の区長選だったのではないか。そういう印象を、あくまで一有権者として感じました。

そうは言っても、当選してしまったものは仕方がありません。

練馬区では現在、光が丘第八保育園を含む委託3園の検証作業を進めていますが、その結果と同時に、次の委託化計画が発表される公算が大きくなりました。
また、仮にわれわれが裁判で勝ったとしても、被告は確実に控訴してくるでしょう。

厳しい闘いが続きそうですが、今後も頑張っていきたいと思います。
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練馬区長選候補の公開討論会映像

12日の区長候補公開討論会の映像が公開されているサイトを見つけましたので、ご紹介します。ご参考になれば幸いです。

http://www.janjan.jp/election/0704/0704130702/1.php

※動画を見るにはInternetExplorer6.0以上(WindowsXP,2000)、または、Safari 2.0.4以上(Intel Core搭載Mac)の環境が必要です。

原告として、特定の候補を推す意図はありません。ただ本音を言えば、特定の候補には落ちてもらいたいとは思ってますけど。

練馬区長選候補者の保育政策

12日、練馬区役所の地下アトリウムで、22日の区長選立候補予定者3名による公開討論会が開かれました。日本青年会議所主催です。

笠本はどうしても参加したくて、2人の娘を連れて会場の入り口まで行きました。子どもたちの夕食にお弁当を作り、子どもたちが退屈しないようおもちゃやお菓子を持参し、子どもたちがお友達と遊ぶ傍らで、僕が政策を聞けたらと思っていたのですが、肝心のお友達が一人も来ていなくて、やっぱり無理そうな雰囲気だったので、開始時点で断念しました。

その代わりという訳ではないのですが、立候補予定者の保育関連政策について、各候補のHPから引用したものを以下にご紹介します。

鮫島宗明候補
3.子育てを支援します。
 核家族化や女性の社会進出により育児と仕事の両立や子育ての不安に悩む人が増えています。個人の努力にまかせるだけではなく、社会的支援が必要です。
○子育てに悩む親のための子育て相談制度を拡充します。
○子育てと仕事の両立する職場づくりに努力している企業を支援します。
 子供を保育所に入れたいのに、長く待たされていませんか?
 育所の営業時間は適正だと思いますか?
 思いきった保育所対策が必要です。
○保育所の増設・定員増を行います。保育は公的責任の下に、質の低下が起こることのないよう対応します。
○二重保育が起こらないよう、親の勤務時間に合わせた保育所の運営を行います。
さめじま宗明マニフェスト2007より

望月やす子候補
1、区民の声に耳をかさない強引な区政から、区民の声をしっかりうけとめる区民本位の区政に転換します

 区立保育園の民間委託反対の署名は大きな住民運動としてとりくまれ、20万筆にのぼりました。「子どもたちの保育の質を低下させないで」という保護者の声を無視し、年度途中の委託という強引なやりかたは、他の自治体に例をみません。しかも光が丘第8保育園では本年度すでに21人の職員が退職するという事態まで生んでいます。外環道建設・青梅街道インターチェンジ設置についても「地元住民の声を聞いてほしい」という切実な声に志村区長は背をむけています。
 区民のみなさんの声、思いをしっかりうけとめ、不安にこたえることこそ、自治体本来の責任です。私は、区民のみなさんの声が反映される区政への転換をはかります。
望月やす子HPの重点政策より

志村豊志郎候補
委託化・民営化を進め、効率化を実現しつつサービスを向上させます。

志村としろうウェブサイトより


それにしても志村候補のサイトは、保育政策について直接言及していません。現職だけあって、同サイトには過去の「実績」が列挙されていますが、あれだけ大騒ぎして年度途中の12月に無理矢理委託化した光が丘第八保育園(光八)については、一言も触れられていません。
光八の失敗に懲りず、相変わらず「委託化・民営化で、効率化とサービスの向上の両立が可能」などという幻想から開放されていないようです。
年寄りだから、もう固定観念から離れられないんでしょうね。かえってお気の毒です・・・。

気分転換

ブログのデザインを一新してみました。春だということもあるのですが、石原氏が都知事に再選したことが癪に障ったこともあって、気分転換を図りました。

他人事

昨日の東京都知事選で、現職の石原慎太郎氏が3選を果たしました。次点の浅野史郎氏に110万票以上の差をつけての再選です。

マスメディアでは、石原氏の勝因あるいは浅野氏の敗因について、いろいろな分析が伝えられていますが、素人の笠本にはどれも「そんなものなのかぁ~」くらいの感想しか持てません。

ただひとつ、政治も行政も、多くの都民にとっては、しょせん他人事なんだなというのが、僕の実感です。

話は飛びますが、小泉改革の是非が争点になった前回の衆議院議員選挙に絡み、ある新聞で次のようなレポートを読んだことがあります。

「行政との接点を持っている人ほど、反小泉の色が強い。逆に日頃行政と関わりのない人ほど、小泉支持の声が強い」

「小泉」を「石原」と読み替えると、今回の都知事選の構図がそのまま当てはまるような気がします。

世の中には、行政による支援を必要としている人たちが、確実に存在します。そういう人たちの悲痛な叫びをバッサリ切り捨てることを、小泉氏も石原氏も練馬の志村区長も「行革」と称しています。

そして「実行力」とか「強い改革者」のイメージを振り撒き、「行革」の中身を知らない多くの人たちから漠然とした支持をかき集めて、選挙にちゃっかり勝つというのが、小泉流であり石原流です。そのうえで、「有権者の良識が示された。俺は正しかった」とふんぞり返るのが、小泉流であり石原流です。

政治や行政を他人事のように見ている多くの支持者の声を背景に、真に行政からの支援を必要とする人たちの悲痛な叫びを踏みにじる。

公立保育園の民営化に巻き込まれた子どもたちも、この問題に取り組む保護者たちも、同じような構図に苦しめられることが少なくありません。

22日には練馬でも区長選・区議選があります。石原流ポピュリズムの再現だけは、勘弁してほしいものです。

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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