練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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子どもに牙をむく練馬区

18日の証人尋問のご報告もまだできていないのに、別記事を投稿せざるを得なくなりました。

光が丘第四保育園が大変なことになってます。

練馬区は、選定委員の構成と人選を、保護者との話し合いを経ないまま勝手に決めてしまいました。

光四はじめ該当4園は、保護者が選定委員に入ること、あるいは保護者推薦の有識者を入れるなど、何らかの形で保護者が関与することを練馬区に求めていました。過去の説明会や文書のやり取りの中で練馬区は、否定的な考えを示しながら「今後説明会(話し合い)の中で保護者の皆さんと協議をしていきたい」と回答してきました。

ところが1月25日、光四の保護者に対し、児童青少年部長名で次のような文書が配布されたのです。



選定委員会委員の選任について

 選定委員会の委員につきましては、平成19年10月の時点では、保護者の皆様と説明会(話合い)の中で協議をしていきたいとの回答をしたところですが、この間様々なご意見をいただき、検討してまいりました。
 その結果、選定委員会の構成につきましては、7人の委員のうち、当初は区の職員5人を予定しておりましたが、区職員が過半数を占めているという保護者のご指摘を受け、区職員を3名とすることといたしました。また、その構成は、学識経験者2名、保育の専門家2名〔区立保育園長経験者(元区職員)、民間の調査機関の調査員〕、主任児童委員1名、児童青少年部長、保育課長とさせていただくこととしました
 選定委員の方々には既に内諾を得ております
 この選定委員会の構成により、光が丘第四保育園の運営業務を委託する事業者の公正・中立な選定は、十分可能なものと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
(以下略)



※強調は笠本

つまり、

選定委員会の構成はすでに決まっており、保護者の知らない間に人選まで決めてしまっている

ことが明らかにされました。

選定委員会は、委託園の保育水準確保に決定的な役割を果たします。練馬区が過去に見せた「とにかく何でも選べばいい」という姿勢に歯止めをかけ、委託園の保育の質を守るための最後の砦です。それが区の目に適った人物のみに託されたらどうなるのか。想像に難くありません。

28日に光四保護者が電話で問い合わせたところ、区は、選定委員会については光四だけでなく豊二、高野台、北町にも適用する考えを示しました。

それ以降の12園については何も言及はなかったそうですが、

「保護者と協議して決める」と言いつつ、ある日突然、決定事項が一方的に通知される

という可能性が極めて高いと思われます。

「保護者と協議したい」という「時間稼ぎ」

いよいよ本性を現し始めたというか、「親の声なんか聞いてられるか」という練馬区の姿勢が、露骨になってきたような気がします。

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満員御礼!

18日、第9回の弁論(証人尋問)が終わりました。今回も多くの傍聴の方に来ていただきました。その中には、光八のOB、光八からの転園者、区の職員、新たに委託園に指名された園の保護者、前回の証人や千葉県八千代市の保護者の方も含まれていました。

今回の法廷は、障害者用に車椅子でも傍聴できるよう平らなスペースが設置してあるところだったのですが、そこに急遽パイプ椅子を並べなければ入りきれないほど、多くの方に集まっていただきました。

本当にありがとうございました!!

尋問の中身については、後日ご報告できればと思いますが、取り急ぎ、来ていただいたみなさまにお礼申し上げます。

次回は、次の通り決まりました。


日時;本年4月16日(水)14~16時
法廷;東京地裁712法廷
証人;当時の児童青少年部長



被告側が申請した証人です。

被告代理人からの主尋問が45分。これに対し、原告側は反対尋問を1時間求め、認められました。

次回の証人には、年度途中の9月委託が決まった経緯から委託後の大混乱まで、聞きたいことが山ほどあるので、いっぱい時間を取ってもらいました。

主尋問より反対尋問の方が長いというのは異例のようで、裁判長も「エッ?」みたいな反応でした。

「練馬ってこんなにひどいの?」

みたいな部分が存分にわかる尋問になると思います。

こちらも是非ぜひお越し下さい!!

今回の証人尋問~笠本的チェックポイント!


(1)「該当なし」か「選定に至らず」か


多くのみなさんがご存知の通り、光が丘第八保育園(光八)の選定は、「該当なし」という第一次選定の結論に困った練馬区が、改めて独自に選定し直した(第二次選定)という経緯をたどっています。

該当なしではなく、選定に至らなかったのだ。
だから区が独自に選んだのだ

というのが練馬区の一貫した主張です。つまり練馬区は「選定委員会が選べなかった(=結論を出せなかった)のだから・・・」という部分を、自らの暴走を正当化するための根拠として使っている訳です。

今回の証人は、その真相を知る立場にあった人物です。結論にいたるプロセスが、つぶさに明かされるはずです。それを踏まえて出された結果は、「該当なし」と呼ぶべきか、「選定に至らず」と評価すべきか、と言い換えられるかもしれません。

いずれにしても、われわれの裁判のなかでも最重要な争点のひとつです。

(2)歪曲のプロセス

練馬区が「該当なし」を「選定に至らず」と捻じ曲げて、独自の選定に突き進むまでのプロセスも、重要な争点のひとつです。

第一次選定の結論が出たのが、2005年6月26日。その結論が区長に報告されたのは、7月20日でした。区長への報告文には、いずれの事業者も「選定するに至らなかった」と記載されていました。

その間、7月11日には練馬区が議会に「選定に至らず」という結論を報告し、同日夜に証人を含む有識者委員が「真実は、該当なしだった」とする記者会見を開き、翌12日には練馬区が対抗して会見を開き「いや、選定に至らなかったんだ」と主張しました。そして19日には「区が独自に選ぶ」という方針を、練馬区が保護者に伝えるための説明会が、急遽開かれました。

この1ヶ月に満たない期間は、練馬にとって激動の時期でした。「該当なし」か「選定に至らず」かをめぐる激しい攻防。土日に職員を休日出勤させ、戸別訪問で保護者に案内を配って開かれた週明け月曜夜の説明会。保育士を残業させて子どもを9時まで預かり、夕食を支給してまで無理矢理開いた説明会。そこで明かされた練馬区の無謀。

多くの部分は、これまで闇の中でした。今回の証言で、その部分に光が当てられます。

2008年1月18日午後3時~4時半
東京地裁708号法廷


絶対に見逃せない尋問になります。是非ぜひ傍聴にお越し下さい!!!!


光四の事業者説明会&施設見学会

13日の午前中に、事業者向けの説明会、午後に光四の施設見学会が開かれました。保護者が自分たちの思いを事業者に直接訴えられる、数少ない機会です。光四の保護者をはじめ、卒園児の親や他園の保護者らも門前に集まり、法人の担当者に手紙やチラシを手渡しました。集まった保護者は、20人くらいだったと思います。笠本もちょっとだけ顔を出しました。

肝心の事業者ですが、練馬区担当者によると、施設見学会に参加したのは計6社。社会福祉法人が1社で、残り5社はすべて株式会社だったそうです。午前中の説明会は、参加数11社とのことでした。

青空でしたが寒い一日でした。三々五々到着する事業者を一社たりとも逃すまいと、親たちは光四の門前で震えながら待ち続けていました。

ピジョンが求人

13日の新聞折込広告に、光が丘第八保育園の求人情報が掲載されていました。

光八の求人広告


「求人広告ひとつで鬼の首を取ったように騒ぎ立てるのも・・・」というご批判もあるでしょうが、一応お知らせしておきます。

2回目の証人尋問、迫る

以下の通りの要領で、2回目の証人尋問が開かれます。
今回は「該当なし」の結論を出したときの選定委員長だった弁護士さんです。

前回の大学教授の尋問では、研究者としてのお立場から、保育園民営化という政策自体についての鳥瞰図的な問題点が主でしたが、今回は、練馬区の強引な姿勢に対する具体的な問題点が明らかになるだろうと思います。

2008年1月18日午後3時~4時半
東京地裁708号法廷


是非ぜひ傍聴にお越し下さい!!

光四の公募、ちょっとだけ延長

光が丘第四保育園の公募締切りは、当初2月1日(金)でしたが、15日(金)に延期になりました。今日、練馬区のホームページを見たら、そう改められていました。

保護者には何の打診もなかったようです。

応募事業者の出足が鈍いのでは??

・・というのは推測に過ぎませんが、やっつけ仕事を取り繕いながらバタバタと進めているという印象はぬぐえません。

明日の13日(日)には、事業者向け説明会と施設見学会が予定されています。どれくらいの参加者があるのでしょうか?

説明会;午前10時~ 練馬区職員研修所2階研修室(豊玉北5-27-2)
見学会;午後2時~


ちなみに、光八のときは、株式会社ばかり5社でした。


明けおめ&住民監査請求

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年も練馬の保育園民営化裁判をよろしくご支援下さい。

「遅ればせながら」がもうひとつあります。

実は昨年12月20日、光が丘第四保育園の公募について、笠本は住民監査請求を行いました。28日付で受理されました。ところが僕が、年末年始に練馬を離れていたために、受理を伝える通知書がいったん監査事務局に返送されてしまったようです。再送されたものが今日届きました。そんな訳でご報告が遅れて申し訳ないです。

さて、監査請求の内容ですが、

保育園の業務委託を複数年契約とすることの違法性・不当性

を主張しました。

この複数年契約、地方自治法上は「長期継続契約」というのですが、本来なら、OA機器のリース契約などを想定した制度です。それを、

保育園の業務委託に適用するのはどうなのか、仮に適用するにしても、さまざまな条件整備が調わないうちに公募に突入してしまうのは、あまりに乱暴ではないか

という視点から、主張を展開しました。

光八の裁判も、もともとはこの住民監査請求が出発点でした。今回の光四の監査請求は、どんな結果になるのか、待ち構えてやりたいと思います。地方自治法の規定によれば、監査委員は、請求のあった日から60日間に結果を出さねばなりません。監査の期限は、2月17日までになります。

なお、光四の保護者6名も12月11日に、別途住民監査請求を提出しています。


※僕が出した住民監査請求の全文は、次の通りです。


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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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