練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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あの東京地裁判決を忘れない!~原告・弁護団声明

本当に久しぶりの更新になります。あまりに放ったらかしだったので、ブログに広告が出てしまいました。。。

さて、あの不当判決から3ヵ月半が過ぎました。今月23日に予定される控訴審第1回弁論に向け、原告らの意見表明や周囲の反応を、何回かに分けてお伝えします。今回は、昨年12月19日の判決当日に出した、原告・弁護団による声明です。


原告・弁護団声明

 12月19日、東京地方裁判所民事38部は、練馬区立光が丘第八保育園の民間委託(公設民営)に関する行政訴訟(被告・東京都練馬区長志村豊志郎)で、原告らの請求を棄却する不当な判決を出した。

 判決は、不当に広く区の裁量権を認め、保護者や子どもたちの被った被害に目をつむるものであり断じて容認できない。

 本件の公立保育園の民間委託は、練馬区最初の保育園委託事業であり、60園ある公立保育園のうち20園を順次民間に委託するというものである。とりわけ光が丘第八保育園の民間委託は、公募期間も短く、しかも年度途中である九月委託という子どもと保護者の利益を考えない前代未聞の乱暴な委託であり、その姿勢は厳しく批判されなければならない。

 原告、弁護団は、本判決に強く抗議し、練馬区に対し、(1)光が丘第八保育園の委託を全面的に見直すこと、(2)現在計画中の他の公立保育園の民間委託計画を凍結すること、を強く求める。

 公立保育園の民営化、民間委託は、規制緩和・民間活力導入の名のもとに、全国の自治体で先を競って行われている。しかし、その本質は、コスト削減(人件費)が最大の目的であり、委託を受けた事業者のもとでは公務員では実現できない、劣悪不安定な労働条件のもとで保育士らが犠牲的に働き、多くの現場で「保育の質」の後退が指摘されている。

 保育事業は、まさに将来を担う子どもたちの命と人格を育てる崇高な事業であり、社会の荒廃が指摘され、子どもの育ちと働く親たちへの支援が最も求められている時代に合って、自治体が公の責務を放棄し、民間に保育を「丸投げ」する政策は、見直される時期に来ていると確信する。

 首都圏で保育園・学童クラブの運営を受託していた株式会社エム・ケイグループが、経営破たんし、子どもたちと保護者が行き場を失うという事態は、民間万能論の誤りを実証する事件でもある。

 原告・弁護団は、全国の自治体が保育政策の安易な民間委託・民営化政策を見直すこと、公的保育の一翼を担い、真面目に保育事業に取り組む社会福祉法人をはじめとした民間事業者に対して、財政的支援を含む手厚い施策を行政行うことを通し、子育て世代が安心して子どもを産み育てられるようその責任を全うすることを強く望むものである。


※みかん組ニュース第7号(2009.2.27.)より
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笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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