練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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子どもの心が大切にされない~傍聴者の手記より

第一審判決とその後の報告集会に参加された方の手記です。

12月19日 保育園裁判報告集会報告

 12月19日、裁判の直後2時半よりに報告集会が弁護士開館で開かれ、区議も含む約60名の市民が参加した。原 弁護士が、裁判官の「区長の裁量権は広くてもよい、行革はいいもの、民間委託はいいもの」という判断を合理化するために、無理のある理由付けをした判決を詳しく説明。

 横浜の保育園民間委託裁判を闘っている佐藤さんからは、「横浜地裁は児童福祉法に基づいて、保育所に関する行政の裁量権を厳しく制限した。保育所の廃園をも前提にした裁量権が認められる、裁量権にはまったく制約がないことになる。裁量権の行使が逸脱していないと判断するのであれば、法的に裁量権の範囲を示すべきだが、その判断が何も示されていない。

 また、民間委託に伴う費用を一時的なものとしているが、委託効果によって何年で回収できるかを判断していない」と判決の問題点を指摘した。

 大田区の保護者は、民間企業に保育園が委託されて5年経ち、経験のある保育士が辞めていき質の低下がみられる、区民の税金が株式会社の利益になっているという現状を訴えた。

 会場からは、選定委員会が債務不履行が発生する可能性を指摘したにも関わらず、区長が選定し、結果としても混乱したのだから、区長の判断には明らかに瑕疵がある。裁量権が無限定というのは、区民無視、民主主義の否定につきる。権力の無限大の行使を抑える憲法に基づかなくてはならないのに、裁判官は立憲主義がわかっていない、と裁量権についての判断を問う声が相次いだ。

 また、裁判所が「保育の質が一定の水準」であれば、保育サービスの拡大等のためには、保育の混乱も質の低下も認め、業者の不変更も容認したことについて、どれほどひどい保育をしようと永遠に運営主体を変えられないと言っているのと同じではないかと、子どもを育てるという営みを理解しない裁判官に怒りの声があがった。

 しかし、「この裁判がなければ光8のやり方がそのまま通ってしまった。裁判があったので、全国的にも練馬区が失敗事例として広く知られ、保育の質の低下について一定の歯止めとなり、保育のあり方を区民に問うことができた」と裁判の意義は高く評価された。

※みかん組ニュース第7号(2009.2.27.)より
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笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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