練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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10・31反対尋問の様子

笠本が感じたところでは、被告側の立証趣旨は、次のような点にあったのではないかと思います。

  • 「コスト削減になるとは限らない」って言うけど、裏付けがある訳じゃないんでしょ?
  • 公募の手続きでさんざん言うけど、選定委員になる前からそれは知ってたんじゃないの?
  • 証人は民間委託に「反対」なんでしょ? だから練馬区でも手続きに文句をつけたり委員会を混乱させたんじゃないの?

コスト節減効果については、住民訴訟だけに、被告もこだわるな~って感じです。証人は、文京区で長期的コストシミュレーションをした結果を紹介しながら、削減効果は一般に言われるほど大きくない旨を証言しました。
これを受けて被告代理人、「それは練馬区のシミュレーションじゃないですよね?」
笠本、原告席で苦笑い。練馬区はそんなシミュレーションなんかしていないのですから、コスト削減になるという被告の主張にも裏付けがある訳じゃないってことですよね?

公募手続きのずさんさを、事前に知っていたかどうかは、明確に「No」という証言でした。

被告代理人は、証人の意見書を具体的に指摘しながら「これがあなたの基本的考えですね?」みたいなことを、しつこくしつこく聞いてきました。何とか「民営化反対!」と言わせたかったようです。

これに対して証人は、毅然として、

「研究者としての立場と選定委員としての立場は、明確に峻別するべきだ。混同しないで頂きたい」

被告代理人は引き下がるしかありませんでした。

余談ですけど、別の被告代理人から、こんな質問が飛び出しました。

「19年度末に事故件数が減っていたら、保育の質は保たれると評価できるか?」

実は原告が、委託前後の事故報告数をまとめた資料を証拠として提出していました。16年度6件だった事故が、17年度の委託後4ヶ月だけで7件、18年度は18件、19年度は6月までに4件という事実を示すものです。

この質問は、その資料を受けて「もし19年度に事故が減ったなら、一時期の混乱はあったが保育は安定したと言えるのでは?」という趣旨で発せられたものです。

これにはさすがに失笑が洩れました。証人は「表面に現れるものの3倍の危険があるというのが、現場の見方だ」と、あっさり退けていました。




・・・反対尋問は、何となくこんな感じでした。

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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