練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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原告の思い(2)

もう一人の原告である宮下さんが、その思いをつづっています。

 判決にあたって裁判所の司法記者クラブで事前レクチャーをさせてもらいました。判決当日は裁判所への入場シーンを実はTVカメラで収録されてもいました。判決後には記者会見も行いました。それだけ練馬の、光八のケースはひどいケースだとマスコミにも認識されていたのです。

 保育園の一年間の生活と子どもたちの成長をまったく考えない年度途中委託、園長以下全員非正規雇用の営利企業への選定と契約強行、条例改定も議会の議決も経ない2億2千万円もの随意契約(運営業務委託)というあり方・・

 常勤保育士だけで2年半で30人近い退職、125人定員の保育園で4人にひとりが転園、しかも転園先が次の委託園に指名される・・・

 同じ委託園の中でも、どうして光八の親子だけがこんなに理不尽な扱いをされなければならないのか。これは特定の区民に対する差別行政ではないのか。

 裁判をはじめることを決めたときの怒りがまざまざと思い起こされました。

 東京地裁は、光八の親子の受けた被害など一時的なもので、行政改革を公約に掲げて当選した区長の裁量権の重みに比べれば大したことではない、と判断しました。

 私は光八の混乱は一時的なものではなく構造的なものだと考えており、控訴審でもそのことを訴えていきたいと思っていますが、仮に一時的なものであったとしても、委託園に指名されてから少なくとも今の時点くらいまでに光八で過ごした、転園せざるをえなかった親子の体験は生涯消えるものではありません。

 区長以上に育児や家事などしたこともなく、保育園の生活が想像できないだろう高裁の裁判官に伝えていくのは大変だろうと思いますが、たくさんの裁判例を積み重ねていって流れが変わっていくこともあるだろうと思います。

 「涙では終わらせない」という絶妙なコピーもいただきました。

 また、一審で勇気を持って陳述書を記し、証言してくださった当時の光八の保護者の皆さんには心の底から感謝しています。

 今の司法状況を考えると楽観は出来ませんが、出来るところまでやるつもりです。これからも変わらぬご支援どうぞよろしくお願いいたします。



※みかん組ニュース第7号(2009.2.27.)より

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笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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