練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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志村区長の「行革ごっこ」に司法の鉄槌を!

「練馬・文化の会」というところから依頼され、同会の会報『みつがしわ』に一文を寄せました。

子どもたちに、親たちにさんざん犠牲を強いておきながら、偽りの行革でヒーロイズムに酔いしれる練馬区長・志村豊志郎には、きっちり責任を取ってもらいます

・・・と、まぁこんな内容です。ご一読下さい。
子どもに犠牲を強いる「行革ごっこ」に司法の鉄槌を!

練馬の保育園民営化裁判原告 笠本丘生(かさもとたかお)

 「吐きそう・・・」

 葛飾から傍聴しに来たお母さんは、こう言い残して帰っていきました。

 彼女が傍聴したのは、区立光が丘第八保育園(光八)の委託条件などを話し合うため、保護者代表と練馬区が設置した協議会です。平成18年3月、志村区長がピジョンに改善勧告を出した直後のことでした。全保育士の3分の1に当たる8名の退職者を出して混乱を招いたのが、勧告の理由です。

 大事な子どもを預ける保護者たちは怒りを抑えきれず、怒号交じりにピジョンの責任を追及。オロオロし、謝るばかりのピジョン社員。そのそばで黙り込む練馬区の職員。その様子が、さらに保護者たちの怒りを誘い、協議会は大混乱となりました。

 なぜこのような事態になってしまったのか。

 既存の公立保育園を委託化しようという計画自体、そもそも無理があるのです。保育園というのは、ゼロ歳~六歳の、人生で最もデリケートな時期の乳幼児たちが一日の大半を過ごす施設です。ただ預かればいい訳ではなく、子どもたち一人ひとりの健やかな育ちをしっかり支える機能を有していなければなりません。子どもたちは変化に敏感なので、保育の安定性、継続性は非常に重要です。

 そういう営みの性質上、現場の保育士がガラリと変わる委託化・民営化は、実は極めて困難な事業なのです。

 それを志村区長は、保護者たちの反対を押し切り、しかも年度途中の9月から、事業者公募から5ヶ月の短期間で強行しようとしました(それでも間に合わず、最終的には12月委託になりました)。

 混乱を極めたのは、事業者の選定でした。有識者を含む選定委員会が「9月委託は困難」と「該当事業者なし」という結論を出し、志村区長の強引な施策に警鐘を鳴らしました。ところが区長は、この結論に言いがかりをつけ、とにかくどこでも選べばいいんだとばかりに、庁内に「選定会議」なる機関を設け、応募事業者の中から、わずか三週間の作業でピジョンを選んでしまったのです。その手法は、最初の選定でつけられた落第点を、合格点に評価し直すという離れ業でした。

 そのピジョンが混乱を招き、無理矢理選んだ区長自ら改善勧告を出さざるをえなくなった結果が、冒頭の協議会です。

 光八だけではありません。向山保育園の保護者は、自ら探し出した優良な社会福祉法人に「困難な条件だが応募してほしい。向山の子どもたちを助けてほしい」と悲痛な訴えを投げかけました。石神井町つつじ保育園の保護者たちは、自らNPO法人を立ち上げて公募に応じ、最終選定を勝ち取りました。ともに平成18年4月から委託が始まっています。

 子どもたちや親たちにそこまで負担をかけて、削減できる予算は、5千万円程度/園だそうです。志村区長は子どもたちから無けなしの予算をむしり取り、「第3子誕生祝金」(第3子以降に20万円支給)というバラマキ政策や、「ふるさと文化館」(仮称)とかいう15億円の箱物に予算をつぎ込んでいます。

 こういった施策を志村区長は「行革」と称し、改革者ヅラして推し進めています。

 僕はもう1人の仲間とともに、光八の委託をめぐって、住民訴訟を提起しました。

 子どもたちに犠牲を強いながら、「行革ごっこ」に酔いしれる志村区長を、僕らは許しません。

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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