練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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コムスンと掛けて、保育園民営化と解く

介護事業大手のコムスンによる介護報酬不正請求問題や、処分逃れなどの行為が、今、大問題となっています。「だから営利企業が福祉の分野を担うのは危険なんだ!」という主張も出てきそうなのですが、笠本にそのあたりを論ずる識見はありません。

ただコムスンの報道に触れていると、保育園民営化問題で練馬区長を訴えている立場からしても、何か他人事とは思えないような気がすることは、確かです。

保育園にしろ訪問介護にしろ、あるいは福祉の世界に限らないかもしれませんが、最も大事なのは現場だと、僕は思っています。

ところが、その現場を担う保育士さんもヘルパーさんも、ともに時給いくらの仕事だと、世間から不当に低く評価されているように思えてなりません。

保育士というのは、意外なくらい高度な専門職です。おそらくヘルパーさんもそうだと思います。
以前、議会回りをしている時、ある自民党の1年生区議(当時)が次のようなことを言っていました。

「保育士の中には、年収700万円の者もいるんだぞ」

この発言の背景にあるのは「保育なんてしょせん子守だ。時給いくらの仕事だ。誰だってできる。そんな仕事に年収700万を支出するのは馬鹿げている」という思想があります。思想というよりは、むしろ決めつけと言った方がいいかもしれません。要は保育という仕事の専門性を、全く理解していない訳です。700万円といえば、練馬区議の年収に肉薄する額です。この額が妥当かどうかはともかくとして、党の方針に平身低頭で区民の声をすくい上げられない1年坊主にこの額を支払うよりは、練馬の保育の向上にに貢献する有能な保育士にこの額を支払った方が、よっぽど区民のためになっています。

一方、コムスンは24時間の訪問介護を売りにしていた事業者です。それを支えるヘルパーさんは、どれくらいの報酬を得ていたのでしょう? 介護を要するお年寄りの信頼を得て、24時間態勢で介護の態様に応じてサポートしなければならない仕事です。これも高齢者福祉に通暁した高度な専門職のはずなのですが、どれくらいの報酬をもって報いていたのかは、僕にはわかりません。

折りしも、グッドウィルグループ(GWG)の子会社が、派遣社員の不透明な給料天引きの返金を拒否している問題が報道されています。一方で、折口GWG会長が、自らの後継を「皇位継承権」と称して、その順に役員を座らせ、コンパニオンを横にはべらせて権力の絶頂に酔いしれている様子も、報道されています。

本当にきちんと報いるべき人たちは現場にいるはずなのに、現場など何も知らない机上の論理をまくし立てる人たちが高い報酬を分捕り、その分現場の取り分が減る。。。

それでも現場は、子どもたちあるいは高齢者との日々の触れ合いを通じて、その人たちの役に立ちたいと献身します。でも、現場の献身に期待していたのでは、長続きしません。

標題に戻ります。「コムスンと掛けて、保育園民営化と解く」。その心は、

踊る大捜査線。

つまり

「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ~」

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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