練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

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保護者の運動交流全国集会、盛況でした

今日17日、横浜で「公立保育園民営化問題 保護者の運動交流全国集会」が、ほうんネットの主催により開かれました。発足集会の時の200名に迫る多くの方にお集まり頂きました。

全体会 公立保育園の「民営化」はなぜ問題なのか?
     -法律から見た問題点-
分科会 民営化計画・発表段階の分科会
    選定会議・引継ぎ段階の分科会
    裁判になった場合の分科会
    民営化・民間委託後の分科会

とまぁ、こんな構成だったのですが、笠本は第2の分科会で、事業者選定の段階で保護者が留意すべきと考えることを、練馬の経験を踏まえながら報告してきました。以下は、レジュメの一部です。何かのご参考になれば幸いです。


1.行政との協議には限界があることを認識すべき
保護者たちの究極の目標は、「保育の質を守る」という一点に尽きます。行政と協議してさまざまな条件整備を行ったとしても、いざ受ける法人が決定してしまったら、保育の質はその法人の水準を超えることはできません。保育というのは高度な専門職で、かつ極めて人間的な営みです。職員の経験年数や職員配置基準を形式上満たしたからといって、その質が確保されるという性質のものではないはずです。ただ、優良で熱意ある法人が応募しやすく、自然に選ばれ、また移管後にその実力を存分に発揮できるための条件整備は、絶対に必要です。

2.「保育の質を確保」から一歩踏み込んだ目標設定が必要
向山保育園の場合は、保護者の目に適った優良な社会福祉法人に、石神井町つつじ保育園の場合は、保護者のNPOに受託させるというのが、ここで言う「一歩踏み込んだ目標」です。そういう獲得目標が明確だと、それに応じた公募基準や選定基準の作り方、条件設定、交渉のポイントが、おのずと見えてくるはずです。

3.「該当事業者なし」という結論もありうることを、担保しておくべき
「現行の保育水準の確保が見込めない場合は、再公募もありうる」など、表現は各地各様でいいのですが、要諦は、応募事業者の中から何が何でも選ぼうとする行政の姿勢に、歯止めをかけること、子どもたちの利益を行政が定めたスケジュールよりも優先する姿勢を宣言させることです。また、これを実効あるものにするには、選定のプロセスが明らかになっている必要があります。少なくとも当該園の保護者にそのプロセスが見えるようにしておくことは、重要な要求ポイントです。

4.選定委員は、できれば全員第三者的立場の有識者で
選定組織の構成は、事業者選定に決定的な影響を与えます。保育が高度な専門職ならば、それを見極める選定委員にもそれにふさわしい眼力が必要です。必然的に、選定委員に行政の事務職員という保育の素人が加わるのは、合理性に欠けるという結論になります。

5.保護者が選定委員に加わることの是非
保護者が委員に加われば、保護者の生の声が選定に反映することになります。また、選定経過を保護者が把握することもできます。一方で、保護者自身が選定結果の責任の一端を担うことになります。実際に保護者委員の意見は反映されそうか、単に「保護者が加わって選んだ」という口実作りに利用されはしないかなど、諸々の事情を総合的に判断する必要があるでしょう。

6.選定委員に、思いを直接ぶつける機会を持とう
選定委員に保護者が加わるか否かに関わらず、当該園の保護者がどう考えているのか、どんな思いなのかを、選定委員に直接ぶつけることができれば、それらを踏まえたうえで事業者選定をしてくれる可能性が出てきます。選定委員が、子どもや保護者のことを第一に考えてくれる誠意ある人であることが条件です。

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プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

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