練馬の保育園民営化裁判追っかけ隊

練馬区立光が丘第八保育園の委託化をめぐって提起された、住民訴訟の記録です。練馬区のやり方は、理不尽にもほどがある!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第7回弁論のご報告

25日に第7回の弁論が開かれました。書面のやり取りと次回の日程調整などですので、例によって10分程度で終了したのですが、主張の中身は、あらかた次の通りでした。
【原告】

  • 横浜判決(2006年5月22日横浜地裁)からみて、保育園を民間委託するには、区長の裁量権は厳しく制約されるべきだ。
  • 年度途中(12月)での委託化は、練馬区がひたすら「早期の委託実現」を意図したものであり、民間委託の必要性は極めて乏しい。財政上の理由も乏しい。
  • 委託後、考えられないような混乱が生じてしまった。
  • 区長は民間委託に当たって、保護者との約束を反故にした。

といったことを主張しました。

【被告】
原告のこれまでの主張に反論する書面を出してきました。抽象的な内容にとどまっているのですが、ちょっと面食らった記述がありました。次のようなものです。

  • 被告は、従前述べたとおり、保育の質を維持しつつ、その経費の削減が図りうるならば、削減した経費を用いて、延長保育や休日保育というサービスの拡大やさまざまな保育形態の創設、定員増大による待機児童の削減を図ることが可能になることから、保育園運営業務の委託化を決定したものであり、もっぱら在園児あるいは光が丘第八保育園に将来入園する児童のみの福祉を念頭に置く原告らと異なり、待機児童や在宅で子育てをしている家庭への支援等を含めた、広く練馬区内に居住する子ども全体の福祉を念頭において『子どもの福祉の視点から』検討を行っているのであって、被告があたかも子どもの福祉を考慮していないかのような原告らの主張は失当である。

原告が、あたかも他の福祉を犠牲にして光八の子どもたちのそれを主張しているかのように、決めつけられてしまいました。ハハハ(^^;; 

「広く練馬区内に居住する子ども全体の福祉」には光八の子どもたちも含まれていなければならないし、あたかも全体の福祉のために光八の子どもたちを犠牲にしていいと言わんばかりの被告の理屈の方が、失当だと思うんですけど。。。

それに「保育の質を維持しつつ、その経費の削減が図りうるならば」という委託の前提が、光八ではボロボロに崩れている訳です。

ところが被告は、次のような主張をしてきました。

  • 被告は、光が丘第八保育園の委託事業者を決定するに当たって、在園児の福祉を図るため、光が丘第八保育園の保育水準を低下させないことを前提に業者選定を進めてきたことは従前から述べているとおりである。また、光が丘第八保育園の委託事業者としてピジョン株式会社を選定し、同社に保育園運営業務を委託した後、移行期に伴う混乱が一時的には生じたが、その間、平成17年度には区の職員の大半を、また平成18年度当初の2か月間は4名の職員を、それぞれフォロー職員として配置し、保育の質を確保するための措置を講じているし、現在はピジョン株式会社により、従前と同等の保育がなされている

つまりは「保育の質は確保した」と言い張っている訳です。委託前と後に実施された光八の第三者評価では、明らかに評価が下がっているし、委託直後だけでなく平成18年度中にも10名の保育士が退職しているし、つい最近もピジョンが求人広告を出してたし、誰がどう見ても「従前と同等の保育がなされている」状態だとは考えられないのですが、それでも言い張っている訳です。その根拠となる事実が「保育の質を確保するための措置を講じた」という一点だけであることは、チェックしておいてください!

※その他、今回の弁論で証人を申請しました。次回の予定などは別記事でご報告します。

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://okkaketai.blog75.fc2.com/tb.php/92-9ff38140

裁判の傍聴に行ってきました

裁判の傍聴に出かけたら、駅の出口を間違えて、迷ったあげくに全然違うビルに入ってしまい、遅刻し結局傍聴はできませんでしたしかし、その後、裏の弁護士会館で、弁護士、原告の方よりその日の裁判の報告会があるというので、そちらに参加してきました。今回の作文合戦は&n

 | HOME | 

文字サイズの変更

FC2カウンター


無料カウンター

ブログ内検索

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

笠本

Author:笠本
原告の一人でした。裁判の結果は僕たちが望むものではありませんでしたが、一方で、信じられないくらいたくさんのご支援・ご声援をいただきました。本当にありがとうございました。僕たちの足跡が、今後同様の問題に悩む保護者のみなさんに、少しでもお役に立てればと思い、このブログを記録として残します。

ぜひ読んでください!

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。